こんにちは。
ブライアンのファンを続け早14年になる男です。
全国のブライアン・ファンが交流できるすばらしいHPができて嬉しい限りです。
僕が今年行ってきたのは日本武道館全部と横浜アリーナの計 5公演です。
ステージに上がれたみなさん、全部見てましたよ!しかし、世の中には本当にラッキーな人がいるんですね。杉田さんといい、ながさきさんといい、死ぬほどうらやましいです!
でも実は僕も惜しいところまで行ったんですよ。
3月15日はすで僕にとって今年4回目のブライアンのコンサートでした。
ブライアンが毎晩ステージにファンを上げるということは当然知っていたし、僕もなんとかして上がりたいと願っていました。この日は前から4列目だったので、もう残り少ないチャンスを絶対にモノにしようと考えて看板も作って行きました。
この日一緒に行ったのは大学のサークルの仲間5人。そのうち二人は熱烈なブライアンのファンではありませんでしたが、欠員が出てしまい、『レックレス』あたりまでは聴いていたというので一緒に行くことになりました。
コンサートが進むにつれ、とてもドキドキしてきました。「Run To You が終わってからが勝負だ」僕は心の中で繰り返していました。すると案の定、ブライアンはRun to you が終わると"What do you wanna play?"と、リクエストを呼びかけはじめました。
僕は昔からコンサートでは定番だった"Take me back" を聴きたく、思いっきり叫びました。
"Take me baaaack!!!" しかしブライアンは左方向で誰かが叫んだ"This time" に反応して、そっちへ行ってしまいました。
「ダメか」と思った。が、なぜかブライアンは考え直し、「いや、他に何かないか?」と聞き始めたのです。そこで、体育会系の声出しで鍛えた声で再び"Take me baaaack!!!"と叫びました。ブライアンは振り向き、" You wanna sing take me back?" と聞き返してきた。やった!聞こえた!と喜ぶのもつかの間。
となりの後輩が" Summer of '69!!!" と叫んだのです。
ブライアンは" What?"そこでもう一発 "Summer of '69!!!"。
僕は「やめてくれ〜」と思ったが、ブライアンが "Summer of '69?" と聞き返すと観客が「イエー!!!」と大きな歓声で答えました。ブライアンは後輩を指差し、"Come here"。
そんな〜!本来、ここで後輩のラッキーを供に喜ぶべきなんだろうが、正直言ってとてもショックでした。
たしかにTake me back ではいまいち花がないけれど、Summmer of '69 に勝てる曲なんてないじゃないですか!僕は気が遠くなりながら後輩がステージで歌うの見守っていました。
あとでその後輩に聞いたところ、彼はステージに上がれるなどとは思ってもいなかったそうで、単に僕が叫んでいたので自分も負けずに知っている曲を叫んだだけだったそうです。それにしても、「一生の思い出になるね」と言ってあげると、「そうでもないっすよ。指差された瞬間やばいと思いましたよ」と言われてしまいました。
悲しい!!
と、まあいろいろありましたが、5日間を振り返ると来日公演はいくつかのパートに分かれた大きなまとまりだったように思えます。
ブライアンのトークは毎晩異なっていたし、一晩でニューアルバムから全曲をやることはありませんでしたが、トータルでみると最後の晩にHey Elvis を含む全ての曲を出し終えました。
初日は「久しぶり!何年ぶりだろう?」というあいさつから始まり、最終日は「この2週間、本当にありがとう。また来るよ。I love you, Japan!」というあいさつでしめくくって帰っていきました。
ブライアンのコンサートを見た人ならお分かりだと思いますが、何度行っても飽きることはないですよね。
近いうちにまたブライアンが来日すること、そしてみなさんに会えることを楽しみにしています。
そして次回こそは…!
では。